昔住んでいたベトナム、
ホーチミンから車で2時間程度の観光地のブンタウ。
そこでカカオを栽培しているという情報を
発見したので早速お取り寄せ。
(写真はブンタウのビーチ)
まずは、ニブの状態でペルー産カカオと食べ比べ。
全然違う。味も食感も。
ペルー産は華やかな酸味と香りが特徴的に対して、
ベトナム産はペルー産と比べて苦味があり、
酸味が少ない。
食感もローストの違いかもしれませんが、
ペルー産はカラッとしていて、
ベトナム産はしっとりしています。
ペルー産と同じレシピで同じように
カカオニブを砕いて作っていましたが、、、
油分が少なく回らない。
カカオニブの違いだけでこんなにも
油分量が違うとは思いませんでした。
仕方なく、途中からカカオバターを入れて
カカオ75%と70%を作りました。
食べてみて分かったことは、
ベトナム産カカオのチョコレートは、
優しい香りから始まり、
後から苦味と旨みがやってくる。
ペルー産とはまた違う個性で、
オランジェットを作っている方に試食してもらったのですが、
これは柑橘に合うと高評価をいただきました。
チョコレートの味を感じられるタイミングが
少し遅いということはいろんなものとの組み合わせが
広がりますね。